パリダカでのBDFによる完走は、自分たちのできること、それに挑戦した、ということなんです。3年前にマナスル登頂に失敗したとき、ベースキャンプで話をしていて、氷河がこの35年に6kmも上がっているという事実を聞きました。何千年も地球は変わらなかったのに、たった35年でこうなっている…。今まで、いわば車を売るためにプロのドライバーをやってきましたが、それじゃいけない。100年後の地球をなんとかしなきゃならない。そこで、使用済みてんぷら油を精製した燃料で走る車を完成させました。
天ぷら油をわざわざ持ってきてくれた京都の方々を始め、多くの方達のおかげで成功したプロジェクトですから、僕達は間違いなく“世界で一番大きいチーム”だったと思います。
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プロジェクトに共感してくれた仲間みんなのおかけで達成できた |